松井社長の自己紹介

過去はオールヨシ!!
 私は平成元年に神奈川の県立高校を卒業しました。卒業式のあと友達の家にあつまりワイワイやりながら昭和天皇の大葬の儀をテレビのニュースで見ていました。昭和が終わり新たな時代の幕開けというのに大した夢もなく、やる気もなく、ただグダグダ時を無駄に過ごしていたのをよく覚えています。
 卒業した後は高校の先生に「一応何か勉学なさい。若い時しか勉強できないよ」といわれ、とりあえずではありましたが、モランボン調理師専門学校に入学することとなり1年間調理師を目指し調理以外でも店舗経営や食品衛生について学び、結構真面目に通って精勤賞を頂きました。

 その時の賞の贈り物は時計でした。精勤する人に今更時計贈って意味あるのかな~?と思った記憶があります。卒業したあとは結局就職せず。時はバブル絶好調でしたのでいわゆるフリーターという肩書で音楽のバンド活動に夢中になっていました。

 平成2年ごろバブルがはじけ、よくある話ですがバンドのメンバーが、当時つきあっていた彼女に「いい加減就職しなさい!」と言われ、就職するということになりバンドは崩壊。私もそれじゃあ!と就職することになりました。

 適当に求人雑誌を買ってきて給料よさそうだから工事屋にでもなるかと横浜のある店舗工事屋さんに就職しました。ホントに安易な気持ちだったのです。

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 まあ、あの頃は「仕事は見て盗め」という時代でしたので私もコンパネとバタ角という材料の名前しか知らず、明日から現場監督だ!現場へ行ってろ!と言われ訳も分からず現場へ行って職人さんのやることを見ているだけでした。
 そもそも現場監督という仕事をよく理解せずに入ったものでしたので、一体自分は何をすればいいのか全くわかりませんでした。その会社では店舗工事も請けていましたが、大手デベロッパーのマンションモデルルーム作りにも力を入れていました。訳も分からずですし、高校卒業した時のグダグダ感や好きな音楽で生活することを諦めた喪失感はまだ抜けてなかったのにもかかわらず。。

 今思えばとっても良い先輩や上司に恵まれていだのでしょう
「お前と出会ったのは何かの縁だ この縁を大事にしよう」とか
「うちは工事屋だ もっと建設的な気持ちを持て!」など厳しくとも暖かい言葉や愛情をいただき少しずつ社会人としての自覚が備わって行きました。

 月日がたち物件の設計・積算・現場管理を一人で任されるようになり、お客様の笑顔で言ってくださった
「ありがとう おつかれさん」の言葉で物つくり人としてのやりがいを感じ
「色々な材料や作り方を、選定し、また探求 研究しながら物を創っていくのって面白い!」と思えるようになりました。

 そしてある日気づきました、
「物つくりも、料理も 音楽も色々な材料を集めて選定し、探求し、研究しながら一つのものをつくり進めて行く、、、、みんな同じじゃん!」と。
そして自分の仕事でお客様が笑顔になっていただける。

 「これは俺の天職だ!」とまで感じ調理学校へ行っても全然違うことをやってしまっていて無駄だったのかとか、音楽でうまくいかず夢かなわず、グダグダ モヤモヤしていた そういう気持ちが一変に晴れた日でした。

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 それからは何でも前向きに取り組めるようになり、その当時付き合っていた職人さんたちと「いつか独立して会社を興そう!みんなで億万長者を目指そう!」 なんて話すようになり、住宅デベロッパー会社にて木造建築やタウンハウス建築を経て、現在から18年前に独立し16年前に有限会社エイムライト建築を興した次第であります。

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 この長い私のプロフィールを読んでいただいた方々も過去に右往左往されたこともあるかと思います。そして私はいまだにあれこれ探求 研究しながら右往左往 勉強し思案しています。

 失敗だと思っていたことが結果的にはプラスになり、こんな私でもなんとか人生のフェアウエイを歩ませていただいております。

過去はオールヨシ!
過去を自分で認め起きた事をポジティブに捉える事

 とはいいつつ二度と戻りたくない時期もありますよね。
私も色々ありましたよ。。。。。。
そもそも一生、何事もなく順風満帆。という人はいないでしょう
辛い目にあったり挫折したり人知れずコンプレックスを持つことはすごく意味があると皆さんもお思いでしょう。
 何もかもうまくいく頭の賢い人も良いでしょうが、そういう経験によって人の心の痛みを知り、相手や周囲の気持ちを考えることができる心の賢い人になるのを目指すのもまた 過去はオールヨシにつながるのではと思う次第です。

只今 私、夢に向かって爆進中です!そう!!億万長者になることです(笑)

PS 「しかし先生! 勉強って若い時だけじゃないじゃん 一生するんじゃん、、、、、あっ ありがとうございますっ。。」

(注)とても感銘をうけたサンマーク出版さんの「思うことからすべては始まる」から一部引用させていただいています。