皆さん、見ますか? 今年の大河ドラマ 「青天を衝け」 が始まり渋沢栄一先生 が脚光を浴びています。私もマスコミなどに影響され 渋沢先生の「論語と算盤」をなるべく なるーべく易しく訳されているものを書店で探しまして読んだ次第であります。
この「論語と算盤」にわりと最初の部分にこの士魂商才 という言葉が出てきます。意味は、人が生きて行く上でサムライのような崇高な精神は当然必要だがそれだけでは生活して行けない。自立するには商才も必要である!ということです。
この言葉を私、勝手に転じまして(そもそも和魂漢才から既に転じているそうです)凄腕接遇という言葉を造ってみました。われわれ工事する人間はどうやら一般的にみて「怖い人」というイメージがどうしても拭いきれないでいるようです。確かに一部の人ではあるはずですが、お行儀よく机にむかって勉強や仕事をするのが苦手、、、、な人達が多いものですから、個性的な人が多く、体つきも割と大きく、歩き方も派手だったりと。また、現場って騒音が大きいのでついつい声も大きくなり、そしてすいません。先に謝っておきますが、何分男が圧倒的に多いので、「あいつには負けねー」とか「なめられたら終わり」とか 良い年したオヤジがまだ結構本気で言ってます。(笑い)そんな集団です。
ですが、その「負けず嫌い」精神が功を奏して切磋琢磨で技術が磨かれたり、仕事もキビキビ進み、遅すぎず、また早すぎず、丁寧な仕事を効率良く行う と、良い時もあるんです。
「えっっっ!」 って 怒ってるのかなぁ?
それに、よく「怖い」と言われる理由の一つに しゃべりが ぶっきらぼう ということもあると思います。これもすいません、弁解させていただくと
体を動かしながら実は次はこれやって その次にこれやって、、、と頭を使って考えながらやってます。そういう時に話しかけられるとその言葉に返事をすることまで頭が回らず、ついつい「えっっっ!」なんて、なんか怒っているみたいに返事してしまうのです。あとは概ね、学校の勉強をちゃんとやっていた方たちと比べて、言葉をあまり知らないので言葉が見つからなかったり、説明ができず面倒くさがって変に黙ってしまったり、「俺が良いって言ってんだから良いんだ!」と 凄んでしまったりと、怖がられる要素が沢山あるなぁと反省してます。
そこで、
仮に、どんなに腕が良い職人でも、やはりまず人としてしゃべり方や態度ふるまいが悪いと、今の時代だんだん距離を置かれてしまい、行く末は仕事をさせて頂く機会が減っていってしまうと、私たちは感じています。
凄腕接遇
そんな思いから「おもてなし」や「応援」の意味がある接遇(せつぐう)という言葉を、凄腕とくっ付けまして、「凄腕接遇」という言葉を勝手につくりました。
少し前から始まっていましたが、今、そしてこれからは、腕が良いだけじゃなく、おもてなし(最低でも怖がらせることが無いように)もできる工事業者でなければ生き残っていけない。そう感じ、周囲に気を使いながら仕事をさせていただき、お客様に喜んでもらえるよう、努力して行きたいと思っています。
我々弊社一同、まだまだ研究し、また進化して行きたいと考えています。
最後は固くなってしまいましたが、兎にも角にも仕事ですので、ある程度の緊張感がなくてはなりませんが、お客さまと一緒に物つくりを楽しめたら幸せです。
PS 吉沢亮君良いですね、キングダムでも主役級でした。
菅田将暉さんや竹内涼真さん佐藤健さんなど90年代生れの若い俳優さんたち
みんな演技上手いですよね、、、
まっ 私の中で一番は渡辺謙さんですがね。。。。